鼻出血について-概要
鼻腔粘膜には血管が多く分布しており、少しの刺激で出血(ときに大量に)することがあります。
鼻出血には様々な原因があり、白血病や癌など生命を脅かす重大な疾患のサインであることも稀ではありません。
「たかが鼻血」と思わずに原因を調べて対応することが重要です。
<原因> 鼻出血の原因として多いのが、機械的な刺激(はなをかむ、指でいじる、くしゃみ等)や急激な血圧上昇、鼻腔粘膜の乾燥などによるもので、特発性鼻出血といいます。
これに対して原因となる疾患があるものを症候性鼻出血と呼びます。上顎癌などの鼻副鼻腔腫瘍、白血病、血友病などの血液疾患、肝硬変や腎疾患など血液の凝固能の低下を来たす場合、高血圧症、動脈硬化、遺伝性出血性毛細血管拡張症(オスラー病)などが原因となります。
脳梗塞や心筋梗塞の後に抗凝固剤(血液をさらさらにする薬)を服用している方は出血しやすいので注意が必要です。
子供に多い原因 : 機械的な刺激(はなかみ、指でいじる)、アレルギー性鼻炎など。
大人に多い原因 : 高血圧症、動脈硬化、内臓疾患(肝硬変、腎疾患)、腫瘍(癌、リンパ腫)、薬剤性など。
