仙台市若林区 ごとう耳鼻咽喉科

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2007年05月04日

急性中耳炎-Q&A

<家庭や保育園などで耐性菌が伝染する?>                                        家庭内においては兄弟間、保育園では園児間で薬剤耐性菌が容易に伝染することが知られています。うがいや手洗いなど、伝染を防ぐ努力を怠らないことが重要です。

 

< 耳が痛くなくなったら抗生物質は止めてもよい?>                                                                                           耳痛や耳漏、発熱などの症状が改善しても、炎症が治っているとは限らない(むしろ治っていないこと多い!)ため、治療を途中で中断しないことがとても大切です。

 

<2歳以下の急性中耳炎は注意が必要!>                                         2歳以下の乳幼児は免疫力の発達が未熟であるうえ、薬剤耐性菌の検出率が高いことが知られています。  そのため、比較的症状が軽くとも最初から重症の中耳炎として治療を開始するという方針が一般的です。

2007年05月02日

急性中耳炎-概要

  • のどやはなの炎症が耳管(みみとはなをつなぐ管)を経由して中耳に及び、炎症を起こした状態です。始めに風邪をひき黄色い鼻水が続いているうちに耳が痛くなる、というパターンが多くみられます。
  • 小児に多くみられ、好発年齢は6ヶ月~4歳頃です。
  • 症状は、耳の痛み、耳漏(耳だれ)、聞こえが悪くなる・耳が塞がった感じがするなどですが、          乳幼児では機嫌が悪くなる、耳を気にする、食欲がなくなる、熱が下がらない、といったことがサインとなることがあり、注意が必要です。
  • 鼓膜を観察し、鼓膜の発赤(あかみ)や腫脹(はれ)、鼓膜の奥に膿が溜まっていることを確認します。     
  • 原因となる菌(起炎菌)を調べるために、耳漏やはなみずの細菌培養検査を行います。         鼓膜の動きの検査や聴力検査が必要なこともあります。
  • 治療は、鼓膜所見(炎症の強さ)、発熱の有無、原因となる菌(起炎菌)の種類を考慮して決定します。大まかにいうと軽症例では抗生物質の内服、重症例では抗生物質内服+鼓膜切開となります。    細菌検査の結果により使用する抗生物質の種類を変更することもあります。
  • 近年、抗生物質が効きにくい菌(薬剤耐性菌)による“難治性中耳炎”が増えています。                     薬剤耐性菌に感染すると、治りにくく、繰り返しやすい経過をとることが多いため、初期治療で完全に炎症を抑えてしまうことが大変重要です。

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